愛しのキッチン家電たち

愛用のキッチン家電を使った料理レシピや、キッチン家電以外のアイテムも紹介します

ロッテのジャフィを思い出して作ったクッキー

昔、ジャフィっていうお菓子があってね。

サクサクした全粒粉クッキーにオレンジジャムをのせてチョコレートでコーティングしてあるお菓子なんだけど、大好きだったのよ。

オレンジとチョコレートが合うことを最初に発見した人はすごいわね。

 

今日はジャフィを再現とまではいかないけど、思い出して似たものを作ってみようと思うの。

 

まずは全粒粉クッキーの材料よ。

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  • 薄力粉(シリウス)100g
  • 全粒粉(キタノカオリ)25g
  • 全粒粉(微粉砕・北海道産強力粉)25g
  • 塩 1g
  • ベーキングパウダー 1g
  • 無塩バター 30g
  • ブラウンシュガー 25g
  • 牛乳 25g

このレシピはマクビティ―ビスケットで検索して見つけたこちらのサイトを参考にさせていただいたわ。

全粒粉は本当はグルテンの少ない薄力粉の方がサクッとした仕上がりになるのだと思うけど、強力粉しかなかったの。

参考にしたレシピでは油脂の半分はショートニングになっていて、これもサクッとした仕上がりにするには重要なんだろうけど、全量バターで。それにいくらトランスファットフリーと言っても、なんとなくショートニングって人工的な感じがして抵抗があるわよね。市販のお菓子に入っているのはある程度許容するけど、自分で作るためにわざわざショートニングを購入しようと思ったことはワタクシはないわ。

 

作り方はジーナがいれば(クイジナートフードプロセッサーがあれば)簡単よ。

f:id:mechacat:20210429154053j:plain牛乳以外の全ての材料を入れて回します。

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こんな感じになったら、上から牛乳を注ぎながらさらに回します。

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見た目にはあまり違いが分からないかもしれないけど、牛乳効果でさっきよりしっとりしてるわ。

これをポリ袋に入れてね。

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サラサラしているけど、袋の上から手で圧力をかけるとまとまるわ。

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 ほらね。

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袋の上から手のひらで押して、平らに伸ばしてから冷蔵庫でしばらく寝かせてね。しばらくって、まあ1時間以上ってとこかしら。参考にしたレシピにもそう書いてあったし。

寝かせる理由は小麦粉に水分がいきわたるのを待つってことなのかしらね。麺作りでも水回ししてから寝かせるっていうわよね。でも寝かせ時間によって、出来上がり具合にどんな差でるのか、あんまりいろいろやってみたことはないから分からないわ。研究してみたら面白そうだけど、そんなにしょっちゅうたくさんクッキー作ったら太っちゃうし、難しいところね。

ともかく、寝かせ時間が終わったら、冷蔵庫から取り出して綿棒で平らにのします。

ここで、また素晴らしいキッチンアイテムのご紹介。

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 cottaさんで買ったアクリルルーラーよ。3㎜と5㎜の2種類。重ねて使えば8㎜になるわ。

 

 

これを買うまではクッキーを均一な厚さに伸ばすのが本当に苦手で、型抜きクッキーはあきらめて、いつも棒状にして包丁で切るタイプのアイスボックスクッキーばかり作っていたのだけど、使ってみたら「なんでもっと早く買わなかったのかしら!」と叫んでしまうほど簡単にきれいに伸ばせて大感激したわ。

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ほら、見てちょうだい!これは以前に作ったクッキーの画像だけど、いつだったか衝動買いして、一度も使わずにずっとしまい込んでいた、かわいいネコの抜型を初めて使えたわ。

 

それからついでにもう一つご紹介。これもcottaさんで買ったオーブンの天板に敷くためのシートよ。

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ブラウンがシルパン、グレーがシルパット。

ああ、そういえば前に下記の記事でも紹介したわね。 

mechacat.hatenablog.jp

 

今日は5㎜ルーラーで伸ばして、シルパンにのせて焼くわよ。 

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 直径4cmの抜き型で24個できたわ。

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爪楊枝で穴を開けてみたわ。比較のために一個だけ開けないでおいてみたけど、あんまり焼き上がりに違いはなかったわね。この作業結構時間がかかるんだけど、やらなくても良かったかしら?でも穴が開いていた方が水分が早く抜けそうよね。

170度のオーブンで20分。

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なかなか上手にできたわ。硬めでさっくり感には欠けるけど、全粒粉の香りが素晴らしい。塩味はもう少し効いてても良かったかもしれないわ。全粒粉が薄力粉だったらもう少しさっくりしたのかしら。

調べたらダイジェスティブビスケットっていう名前は、重曹を使うことから来ているらしいけど、ベーキングパウダーではなく重曹を使ってみたら風味が違いそうね。今度ぜひやってみたいわね。

 

さていよいよこれにチョコレートを塗ってオレンジピールをのせるわよ。

 

ジャフィはオレンジジャムというかゼリーのようなものがビスケットの上に塗ってあって、その上にチョコレート、という順番だったけど、あのオレンジゼリーを作るのは難しそうだし、そこまで再現しなくてもいいかなと思うので、単にオレンジピールをチョコレートの上にのせることにしたわ。

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うん、見た目も素敵だわ!

まだチョコレートが固まってないけど、ミルクティーを入れて、ひとつ味見。

ジャフィとはちょっと違うけど、これはこれで素晴らしいわ!

チョコレートはクーベルチュールを切らしていたので、間に合わせでコンビニで買った板チョコを溶かしたものだけど、今度はもっといいチョコレートで作りたいわね。

 

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チョコレートを固めるために冷蔵庫で冷やしたら、なぜかオレンジの香りがより一層強く感じられてもっと美味しくなったわ。

今度はコーヒーと共にいただきます。

長くなるので、コーヒータイムの記事は別に書くわね。