初めての手打ちパスタ
マリー(キッチンエイドスタンドミキサーにワタクシがつけた名前よ)に装着するパスタローラー&カッターを買って、すでにうどん、中華麺を作ってみたけど、今度はパスタを打ってみるわよ。
- デュラムセモリナ粉 200g
- 塩 2g
- 卵1個と水を合わせて94g
- オリーブオイル 大さじ1
うどんや中華麺のときと同様に、ジーナ(クイジナートフードプロセッサーの名前よ)で生地を作ります。
しばらく回していると固まって来て振動が大きくなってくるわ。
そうなったら取り出してボウルに入れて手でこねるわよ。
ちょっとざらっとした手触り。パスタに使われるデュラムセモリナ粉のデュラムは小麦の品種、セモリナっていうのは、粗挽きにした穀類のことを言うらしいわ。たしかに普通の小麦粉でうどんを打った時の手触りよりもざらついているわね。色もふつうの小麦粉よりも黄色っぽいわ。もちろん卵が入っているせいもあるけど。
手打ちパスタのレシピを見ると、水分は卵のみで作るレシピもあれば、卵は入れないレシピもあるけど、今回は卵と水を約半分ずつでやってみたわ。これからいろいろ研究の余地があるわね。
ラップにくるんで冷蔵庫で数時間寝かせた後、いよいよマリーの出番。
半分に切って、打ち粉をしてローラーに通していくわよ。
何度か折りたたんでは伸ばし、滑らかになってきたなと思ったら段階的にローラーのメモリを大きくして、最終的に「5」の薄さまで伸ばしてみたわ。
スパゲッティカッターに変えて、いよいよカットするわよ。
パスタはくっつかないようにするために1時間くらい干して乾かすって書いてあるのをみたので、ふきん掛けにかけてみたわ。
1時間もしないうちにこんな風に乾燥してきて、これ以上やったら取り外すときにポキポキに折れて短くなってしまいそうだったので、慌てて容器に片付けたわ。干す必要ってあったのかしら?
まあ、干すにしてもあんまり長くやらない方がよさそう。
余分な水分を吸い取って、くっつかないようにするために、キッチンペーパーを敷いてフタつき容器に入れ、冷蔵庫で保管。
翌日、いただきもののタラの芽といっしょにペペロンチーノにして食べてみましたが・・・・!
ものすごい美味!なんなのかしらこの美味しさは?!
タラの芽はパスタをゆでる時に一緒に軽くゆでて、オリーブオイルとニンニクを炒めたところに唐辛子と一緒に入れて軽く油をまわしてから、ゆで上がったパスタを入れ、ゆで汁とオリーブオイルと塩を足して、ぐるぐるかきまぜて乳化させただけなんだけど。
とにかく、美味しい!
なんか食べ終わるのがもったいなくなってしまって、だんだん食べるのが遅くなってしまったくらい。
ずっと以前にイタリアンのお店で生パスタを食べたことがあるけど、その時はあんまり美味しいと思わなくて、パスタは乾麺の方がいいかなと、それ以後は生パスタを食べたことがなかったんだけど。これは美味しい。乾麺のパスタとは違うけど、別のものとして、美味しい。柔らかいけどしっかりしていて、味がある。
あ~幸せ。
タラの芽もすごく香りがあるのに癖がなくて、量もたっぷり。
神様に感謝しないとだわ。
奥の小皿に入っているのは同じく大量にいただいた山菜のあずきな(ユキザサ)。
何もつけないでそのまま食べても甘くて美味しい。
塩レモンを少しのせてみたら、これまた美味しい。
塩レモンはパスタの方にも少し入れてみたら、これまた爽やかな香りと酸味が加わってとっても合う。
10日くらい前にジーナで切り刻んで漬けた塩レモンだけど、もうすでにまろやかなうまみになっているわ。
塩レモンって使い道がピンと来なくて、ネットで調べるとお肉や魚料理が良く出てくるけど、こうやっていろんなものにちょっとのせて食べるのが簡単だし、なんにでも合う気がしてきたわ。
ということで、初めての手打ちパスタは大成功!