来年に備えて
新しいバレットジャーナル用のノートを買いました。
中はこんな感じ。今まで使っていたノートよりも、ほんの少しスリムでページ数も少なめ。
こちらが今まで使っていたクオバディスのノート。
あんまり書くことがないので、使い切るのに2年もかかってしまったわ。
なんだかんだ言って、もう4年も続けているバレットジャーナル。
始めたきっかけは、万年筆だったわ。
文房具のカタログを見ていて、なんとなく気になったプレピーという300円の万年筆を買ってみて、その書き味がクセになり、あれよあれよという間に万年筆にハマって、色々買い揃えてしまい、さて、毎日使わないとインクが乾燥して使い物にならなくなってしまうし、何を書こうかしら、と考えている時に出会ったのがバレットジャーナルだったのよね。
やるべきこと、やりたいこと、覚えておきたいこと、起こった出来事、感想など、思いついたことを何でも書いておくという、まあタスク管理術なのだけれど、ワタクシの場合、紆余曲折を経て今は、その日やったことや起こった出来事をメモしておく簡単な日記みたいになっているわ。
これからやろうと思っていることを書くと、なんだかそれに縛られるようで、書きたくないと思ってしまうのよね。
せっかく「やりたい、やってみたい」と思ったことでも、書いた瞬間に「やらなければいけないこと」になってしまう感じがして。
だからやりたいことは、やり終わってから、過去形で書くようになっていったの。
これからやるべきことがたくさんあり過ぎて、頭の中だけで把握しきれないときは、やる前にそれらを全部書き出すというのは有効な方法だったけれど、今はとても幸せなことにそんな状況から解放されているからね。本当にありがたい、いい世の中になったものだわ。
これからやろうとすることを書くよりも、すぐ取り掛かって、やり終わってから「やった!できた!」と過去形で書く。
やらずに忘れてしまったことは、そもそもそれほどやりたいことじゃなかったのだから、書く必要なし!本当にやりたかったらまた思い出すし。
やらなければいけないことは、どうせやらなければいけないのだから、追い詰められればやるし、そんなことを書いても楽しくならないからいっそ書かない!
やり終わってから、やった自分を褒め讃えるために書くことはあるけれど。
せっかくのお気に入りの万年筆とノートで書き記すことは、楽しいことばかりにしたいわよね。
楽しい日々の記録を時々見返すと、うれしい気持ちになり、自分を含めたすべてのものに感謝する気持ちに自然となれるから、やっぱりこのジャーナルを続けることは自分にとっていいことだと思うわ。
来年もまた、お菓子作りやお料理や洋裁や家事の楽しい記録を、たくさん書き連ねていきたいものね。