オールレーズンを手作り
オールレーズンっていうお菓子、昔からあるわよね。
ついこの前久しぶりにお店で見かけて、懐かしくて買ってみたら、なんだか記憶にあったほど美味しくなくって。
ワタクシの舌が肥えてしまったのか、レシピが変わったのか、原材料の質が悪くなっているのか。
鼻に抜けるにおいがなんだか人工的というか、変な臭さがあって、食べるたびに昔のオールレーズンが恋しくなる。
これはもう、自分で作るしかないわ!
と、インターネットで調べると、たくさんのレシピが。
本当に、いい時代だわね。
いくつか見て参考にしながら、オリジナルレシピを組み立ててみたわ。
材料(4cm×4cm 20個分)
- スペルト小麦粉 80g
- 微粉砕全粒薄力粉 20g
- モルトパウダー 1g
- 粉チーズ 0.5g
- ベーキングパウダー 2.5g
- きび砂糖 10g
- 無塩バター 40g
- 全卵 1個分(一部を残して上に塗る)
- レーズン 100g
昔のオールレーズンの味を思い起こすと、チーズっぽいうまみがあって、そこが好きなところだったのよね。それで粉チーズを入れようと思ったのだけど、あいにく先日使い切ってしまったところだったの。容器の底をかき集めて0.5g。
チーズが足りないなら、モルトパウダーでもいいかもと思って、1gだけ入れてみたわ。
スペルト小麦粉と全粒薄力粉は、たまたまあったから使ってみたので、普通の薄力粉でもOKよ。
バターと砂糖を混ぜたところに、少しずつ卵を混ぜて、
バターに対して卵が多いから混ざりきらないわね。ま、いいでしょ。
粉を入れて混ぜます。
たっぷりのレーズン投入。
こんな感じに均一に混ざったら、ビニール袋へ。
もみもみしてまとめます。
袋の上からめん棒でのして平らに。
卵をぬって切り分けます。
艶出しのための卵ぬりって、見た目をあんまり重視しないワタクシの方針では省略しがちなんだけど、オールレーズンは表面のつやパリ具合が大事だからね。
切ってから焼くか、焼いてから切るか、迷ったけど今回は切ってから焼くことにしてみたわ。
180度のオーブンで12分焼きます。
・・・あっ、しまった!
つまようじで穴を開けるのを忘れちゃった!
1分くらい焼いてしまってから、慌てて取り出して穴を開けました。
大丈夫かな~
ちょっとアクシデントはあったけれど、無事いい感じに焼き上がり!
右が自作、左が市販のオールレーズン。
市販品よりちょっと厚みがあるけど、かなりそっくりにできました。
そしてお味は・・・・
間違いなくワタクシの作った方が美味しい!
ちょっとしっとり具合が足りなくて、サクサクした食感だけど、それはそれで美味しい!
これはあっという間になくなってしまう、危険だわ。
使っているバターと砂糖が少ないからヘルシーっぽいけど、レーズンも糖分だからね。
一気に食べてしまわないように、大切に食べなくっちゃ。