抹茶スノーボールクッキー
お菓子に粉砂糖をかけるのって、ただ単におしゃれっぽい見た目にするのが目的だとしか思っていなかったので、ワタクシの作るお菓子にはそんな手間は不要!とおもってたのだけど、この前シュトーレンを作ってみて、粉砂糖をまぶすのは見た目のためだけじゃないって気づいたの。
内側を甘さ控えめにして、外側にたっぷり粉砂糖をまぶすことで、砂糖のシャリシャリした食感、甘さのグラデーションを生むことで完成されたバランスになるんだって。
というわけで、粉砂糖をかけたお菓子シリーズが私の中でスタート。
第一弾はスノーボールクッキーよ。
こちらのレシピを使わせてもらいました。
材料(直径2cm 30個分)
- 薄力粉(エクリチュール) 100g
- アーモンドプードル 40g
- 粉砂糖 40g
- 無塩バター 65g
- 抹茶パウダー 大さじ1/2
- 粉砂糖(まぶす用) 大さじ2くらい
アーモンドプードルは少し色づくまでフライパンで炒って使いました。
室温に戻したバターをシリコンベラで練って、粉砂糖を加えます。
ここに、ふるった小麦粉、抹茶パウダー、炒ってから冷ましたアーモンドプードルを加えて混ぜます。
ヘラで押し付けるようにして固めます。
ポリ袋に入れて冷蔵庫で休ませます。
冷蔵庫から取り出して室温に戻し、小さいボール状に丸めます。
ちょっとポロポロ崩れやすくて苦労したわ。
もうちょっとバターの割合を多くするか、牛乳を足したらよかったかも。
160度で20分+150度で5分焼きました。
最近クッキーを作るたびに焼き過ぎちゃってたけれど、ようやく加減が分かってきたわ。たいていの本やネットのレシピにはクッキーを焼く温度は170度って書いてあるけれど、うちのビストロちゃんは結構パワフルだから、クッキーなら160度で焼くのがちょうどいいみたい。
生焼けはゴメンなのでさらに10度下げて150度で5分追加してみたわ。
やや冷めてから粉砂糖をまぶして完成。
上手にできて満足!
でもちょっと甘すぎたかしら。
今度は生地のお砂糖を少し減らして、バターをほんの少し増やして作ってみましょう。
かやくご飯
久しぶりにコウケンテツさんの動画を見て、「かやくご飯」を作ってみました。
洗って水を切ったお米を炊飯器に入れて、
調味料(酒大さじ3、みりん大さじ3、醤油大さじ2、塩小さじ1/3)を入れて、
良く混ぜます。ここがポイントなんですって。
だし汁を米2合の線まで注いで、
細かく刻んだ油揚げを敷き詰め、
その上に細かく刻んだニンジン、
さらにその上に細かく刻んだ大根をのせます。
具は上にのせるだけ、決してお米と混ぜないこと。
これを守らないと恐ろしいことが起こるのよ。
悪いことは言わないから、試してみようなんて思わない方がいいわ。
とにかく、このまま蓋をして炊飯スタート。
炊きあがったら、しゃもじで混ぜて、
また蓋をして5分から10分くらい蒸らします。
ばっちり美味しくできました!
実は炊飯器で炊き込みご飯を作ってひどい失敗をしたことがあって、トラウマだったのだけど、コウケンテツさんの動画のおかげでトラウマ解消できました!コウケンテツさん、ありがとう~
ポイントは
1.先にお米に真水を給水させてから調味料を入れる。
2.調味料は下に沈まないように均一に混ぜる。
3.具はお米の上にのせる。決して米と混ぜない。
4.炊飯器の容量にたいして余裕を持った量にする。
ってところかしら?
もしワタクシと同じく炊飯器で炊き込みご飯を作って失敗した人が見ていたら、参考にしてみてね。
鹿肉カレーを作りました
「狩人の匠」さんで購入した鹿肉と、ずっと前に作って冷蔵庫に保存してあった「あるもの」を使って鹿肉カレーを作ったら、とっても美味しくできたので、記録しておくわね。
購入したのは内モモ肉ブロック300g。
食べ応えがあるように大きめに切って、にんにくのすりおろし、塩、コショウ、カレー粉をかけておきます。
ずっと冷蔵庫に保存されていた「あるもの」とはこれ。
ケークサレやシチューに入れたりして、ちょこちょこ使ってはいたのだけど、やはり野生のハーブ、たくさん入れるにはためらってしまう癖のある味なので、なかなか減らなくて。
発酵しているから、傷んでいる風ではないけど、そろそろ使ってしまうか捨てるかした方がいいとは思うんだけど・・・と見るたびに気にかかっていたのよ。
そこで、今日カレーを作ろうとして、ピンと来たわけ。
刻んでカレーに入れてしまえばいいんじゃないかしら!
カレーを作るときってセロリのみじん切りを入れたりするけど、シャクもセリ科だし、苦みや香りもカレーのスパイスの中に混ざれば、味わいに変わりそう!
そのままだとしょっぱいかもしれないので、しばらく水につけて塩抜きをしてから水気を絞り、玉ねぎ、ニンジンと一緒にフードプロセッサーでみじん切りにして使うことにしました。
ホットクックの内鍋にオリーブオイルをひいて、玉ねぎ、ニンジン、シャクのみじん切りを入れ、「好みの設定加熱・中火/よくまぜる」で炒め加熱。
写真は10分になっているけど、実際には10分延長したので20分炒めました。
ルビーちゃん(ホットクックの愛称)に炒めてもらっている間に、ニンジン、タマネギ、ジャガイモを切っておきます。
そして、お肉をフライパンで焼きます。
小麦粉をたっぷりまぶしてから、両面をしっかり焼き、ホットクックへ。
フライパンにこびりついた分は白ワインを入れて軽く煮立たせてこそぎ落とし、残らずホットクックへ。
キレイになったフライパンで、ニンジン、タマネギ、ジャガイモも軽く焦げ目がつくまで炒めてからホットクックへ入れます。
皮をむいた冷凍トマトも入れ、ホットクックで煮込みスタート。
自動メニュー「ビーフカレー」でやってみたけれど、冷凍トマトがまだ凍っていたせいか、できあがって開けて見ると、まだまだという感じだったので20分ほど追加加熱しました。
加熱が終わったらカレー粉を味を見ながら加えて完成!
特に調整しなくても、塩味も甘みも酸味も苦みも、すべてがちょうど良いバランスになっててちょっとびっくりしたわ。
予想通り、あんなにシャクの塩漬けがたっぷり入れたのに、ぜんぜん違和感なく、深みがあって美味しいカレーになりました!
鹿肉も、大きめに切ったことでお肉の味わいが良くわかって大成功!
冷蔵庫にずっと眠っていたものを、美味しい料理に変身させて、使い切ることができてスッキリうれしいわ!
賞味期限切れの・・・
これはなんと、3年半前に賞味期限が切れていた粒あんの缶詰!
恐る恐る開けて、スプーンでひと匙すくって口に入れると・・・
なんともないじゃない。
・・・美味しい。
というわけで、何事もなかったかのようにぜんざいにして食べちゃった。
美味しかった~
ずっと捨てようかどうしようか迷っていたのだけど、捨てなくて本当に良かった!
実は他にもたくさん賞味期限切れの缶詰があったりするのよね~
勇気を出して開けて見ようかな・・・
黒豆煮
おせち料理を大晦日までに作っておいて、正月三が日は台所仕事をしないというのが、日本での正しいお正月の過ごし方らしいけれど、ワタクシにはそんなの関係ないわ。
だって、「好きなことを、好きな時に、好きなだけする」のが本来の私たちの姿だもの。ねっ!
というわけで、元日の夜に思い立って黒豆を作り始めました。
いつ買ったのかもらったのか分からない黒大豆、計ったら110g。
ホットクックに付属のレシピ本のとおり、分量を比例計算して仕込みます。
洗った黒大豆に、水400ml、砂糖35g、醤油12g、塩小さじ1/2弱を加えて一晩。
レシピにあった重曹は省略。
ホットクック自動メニューにかけると、2時間で「材料を加えてください」と言われるので、砂糖35gを足し、それから1時間後にできあがり。
こんなにふっくら!さすがルビーちゃん!
重曹が入らなくても、ちゃーんと柔らかく煮えているじゃない。
味はちょっと薄いけど美味しい。
古い豆だったけど、全然問題ないわね。
やっぱり乾燥豆って素晴らしい!
多めに残っていた汁を鍋に移して強火にかけて煮詰めて、かけました。
このまま冷蔵庫で一晩保存しておけばもっと味がしみて美味しくなるはずよ。
年越しフランスパン
あけましておめでとう!
今年も、気の向くままに書いていくのでよろしくね!
実はね、年末にフランスパンを超テキトーに作ろうとして大失敗して、ちょっとやる気を失っていたの。
ヒドイ見た目でしょう?
ずっと冷蔵庫に入れっぱなしだったリンゴ酵母の液種を使って仕込み、あんまりふくらんでないのに、まあいっか、時間もないしとそのまま焼いてしまった結果がこれ。
ずっしり目が詰まって外側ガチガチ、中ベトベトのお餅みたいなパンになってしまったわ。
新しい年を気持ちよく迎えるためには、この失敗を挽回しなきゃと自分を奮い立たせて、大みそかにまた新たに仕込んでみたの。
準強力粉150gにリンゴ酵母液種105g、塩2g、モルトパウダー0.2gに加えて、リンゴ酵母があんまり元気がなさそうだったので念のためドライイーストも0.5g加えてみました。
そして年が明けて12時間後の状態。
ばっちりふくらんでる!ふくらみすぎかも?
ガス抜きしたらこんなにちっちゃくなっちゃった。
さらに2時間室温で発酵。
成形して30度のオーブンで80分2次発酵。
いい感じ!これは成功の予感!
良く切れる出刃包丁でクープを入れました。
本当は粉を振りかけてからクープを入れるところなんだけど、順序が逆になっちゃった。
ビストロのフランスパンモードにお任せで焼成。
わーい!ちゃんとフランスパンらしくなったわよ!
皮はパリパリ、中はしっとり!
以前自分で作った発酵バターを塗って味わいます。
この発酵バター、作ってから1か月くらい経ったけれど、作りたての時より美味しくなっている気がするわ。発酵させた食べ物って、時間によって味わいが深まっていくからステキよね。
年末に作っておいたレモンカードもつけてみました。
レモンカードを使ったお菓子も作ってみたいわね。
フランスパンを成功させたら、お菓子やパンを作る気力が再びわいてきたわ。
お正月なのに、お餅よりも先にフランスパンを食べちゃった。
今年は年末の大掃除とかも一切しなかったし、お正月無視しすぎかも~?
フランスパンで元気が出たので、その後ちゃんとお雑煮も作って食べました。
フランスパンの後に、お餅2個入りお雑煮でお腹いっぱい。
お雑煮食べたら、急にお正月気分になってきたわ。
今さらだけど黒豆でも煮てみようかしら・・・
好きなことを、好きな時に、好きなだけする
「何も決めることなく、好きなことを、好きな時に、好きなだけするという生活が、あなたたちにとって本来の生活なのです。」
いつも愛聴させてもらっているミナミAアシュタールラジオを聞いていて、この言葉が心にすっと入ってきたの。(9分10秒くらいから)
このブログを書き始めようと思ったとき、本当にすごく悩んだわ。
「本当に自分は書きたいと思っているのか、またすぐに飽きてしまうんじゃないか、やるからにはずっと続けなきゃ、続かなくなるのは失敗、続かなくなるなら初めからやらない方がいい・・・」
とかとか、ネガティブな考えがいっぱい押し寄せてきて、「これに負けていては楽しい人生にならない、やりたいという気持ちを自分でつぶすわけにはいかない!」と、ネガティブな自分をはねのけて、すごい大げさな決心を持って始めたのよ。
愛用のキッチン家電を一通り紹介してしまい、モチベーションがなくなって途切れがちになった時、「これではダメだ!」と、毎日書くことを自分に課すと決めて、3か月くらい続けたりもしたわ。
「何も決めることなく、好きなことを、好きな時に、好きなだけするという生活が、あなたたちにとって本来の生活なのです。」
アシュタールのメッセージのおかげで、自分の凝り固まった勘違いに気づくことができたわ。
今、書きたくないなら、書かない。
書きたくなったら、書く。
いつどれくらい何を書くかなど、何も決める必要はない。
キッチン家電のことを書こうと始めたけど、別に書きたいことが変わっていってもいいし、毎日書こうと決めたこともあったけど、別にそんなこと決めなくてもいい。
その時々の自分の気持ちに素直に従って生きよう。
そして、始めた時の気持ちを思い出してみよう。
このブログを始めたのは、どういう気持ちからだったかしら?
キッチン家電の情報やレシピを提供して人の役に立ちたい?
ううん、そうじゃないわ。
自分のことを誰かに知ってほしい、自分のことを語りたい、自分の気持ちを語ることで、スッキリ気持ちよくなりたい。
そうだわ。書くのは自分のため。
だったら自分が書きたい、書き残しておきたいと思うこと、書いて楽しいと思うネタが思いついた時だけ書けばいい。
それが、たまたま読んだ人に、何か喜びや楽しさをもたらすことになれば、うれしいけれど、そのために書くのではない。
自分のために、自然体で楽しく書く。
そうであってこそ、読んだ人に喜びや楽しさが伝わるのよね。
ありがとう! アシュタール!
今日の朝コーヒーのお供は先々週作ったシュトーレンの最後の2切れと、ずっと前に作って冷凍してあったオレンジチョコレートパウンドケーキ。
自分で作ったお菓子がいつもある生活ってやっぱり幸せだわ。
今日はこれからブラウニーを作ろうっと。