自家製クリームチーズでスフレチーズケーキ
昨日初めて作ったクリームチーズで、スフレチーズケーキを焼いてみたわ。
もちろん生地を混ぜるのは、マリーに全面的に担当してもらうわよ。
材料
先に卵白の泡立てをやってしまうわ。
少しずつグラニュー糖(分量の3/4くらい)を入れながら、高速で回転。
やりすぎは禁物なので、もう一息かなと思ったところで止めて別のボウルに移し、仕上げの泡立ては手動で。
元のボウルの方にメレンゲがまだいっぱいついているけど、このまま卵黄生地を混ぜるのに使っちゃうわよ。だってどうせ最後に混ぜるんだからね。
レモン汁と牛乳も入れて混ぜ、滑らかになったらふるった薄力粉を。
粉もマリーで混ぜちゃう。
ここから先は、手動の泡だて器で卵黄生地にメレンゲを3回に分けて加えて混ぜます。3回目はゴムベラに持ち替え。
オーブンペーパーを敷いた型に流し込んで・・・って、型より1cm以上高い!
これは悪い予感しかしないわ。12cmの型に対してこの分量は大きな間違いだったわね。
全部入れたら絶対あふれると思ったので、一部はフライパンで焼くことにしたわ。
160度のオーブンで湯煎焼き1時間。途中膨らんできたら、15分後くらいに150度、さらに140度と少しずつ下げてみたけど・・・
最終的には笑っちゃうような見た目に。でもあふれなくて幸いだったわ。
素朴な見た目で悪くないわよね。うん。
下の方はしっとり、上の方はパサパサになっちゃったけど、まあまあ美味しかったわ。
でも自家製クリームチーズの記事の方で書いたように、発酵が足りなかったせいか、酸味とうまみが少ないクリームチーズになってしまったので、あっさりしたお味になってしまったわ。レモン汁とお砂糖をもう少し増やせばよかったのかもね。
インターネットで調べると、スフレチーズケーキはてっぺんが割れないのが理想ということになっていて、そのためにいろんな人が研究してノウハウを提供してくれているのを見たけれど、ワタクシは大雑把な性格だから、割れたっていいんじゃない?と思っちゃう。
スフレチーズケーキって日本人が考案したものらしいわ。日本人って、見た目をすごく大事にして、それ以外はダメ、失敗、みたいに言うところあるわよね。フランスパンのクープもそうだけど。
ワタクシは味さえよければいいと思うタイプよ。もちろん見た目も良いに越したことはないけど、そのために膨大な努力を払う気はぜんぜんないわ。できるだけラクして気軽に作れて美味しいのが一番よ。
でもオーブンの火力をコントロールして割れないようにできれば、上の方がパサパサになったりせず、味も良くなるのかも。パサパサとしっとりが同居したケーキも、それはそれで悪くはないと思うけどね。
あんまり理想を追求しすぎて、楽しくなくなっちゃたら意味ないわよね。
食べて美味しかったし、作って楽しかったから、大成功よ!