ルバーブジャム
いつもお世話になっている方から、こんなにたくさんルバーブをいただいてしまったの。
ルバーブジャムをもらって食べたことはあるけど、生のルバーブを見るのは初めて。
美しい赤色にうっとりしちゃう。
ルバーブって、18世紀ごろからイギリスで栽培されていて、ちょうどその頃、砂糖が安く大量生産できるようになったこともあり、お菓子の材料として愛されるようになったらしいわ。「パイ・プラント」なんて別名もあるくらいなんですって。
ルバーブジャムの作り方を調べてみたら、とても簡単なのね、拍子抜けしちゃった。
フキみたいな見た目をしているから、筋を取るとか、いろいろめんどうな手順がありそうと思っていたけど、そんなものは何もなく、切って砂糖を入れて煮るだけ。
煮ると繊維はドロドロに溶けてしまうんですって。
まるでジャムになるために生まれてきたような植物なのね。
切っているうちに、すごい発見をしてしまったわ。
断面がネコの形!
ルバーブの重さは800gほどあったので、砂糖は400gほど。
1時間くらい置いて水分が出るのを待ってから、お鍋に移してぐつぐつ。
何か懐かしいようないい香りがしてきて、またイギリス人だった前世の記憶がよみがえってしまったわ。
中火にかけっぱなしにして、油断していたら、底の方がちょっと焦げかけてしまったけど、ぎりぎりセーフ。
味見してみたら、甘酸っぱくて美味しい!
野菜みたいな見た目だけど、味は完全に果物なのね。
レモン汁を適当な量加えて煮沸消毒したビンに。
こんなにたくさんできてしまったわ。
ヨーグルトに入れて、どんどん食べることにしましょう。
タルトにいれても美味しそうね。
お肉の下味に使ってもいいらしいわ。
ルバーブジャムを使ったレシピを調べていたら、ジャムではなく、切ったものをそのまま使うお菓子のレシピもたくさんあるのね。
ぜんぶジャムにしないで半分くらい残しておけばよかったわ。
でもジャムにしておけば保存も効くからいいわよね。
ルバーブジャムを使ったお菓子やお料理、いろいろ作ってみるのが楽しみよ。