愛しのキッチン家電たち

愛用のキッチン家電を使った料理レシピや、キッチン家電以外のアイテムも紹介します

トマト酵母

トマトでも酵母を起こせるっていうのを見て、急にやってみたくなってチャレンジしてみたの。

一度目は深く調べずに、適当にやったせいでカビが生えて捨てちゃったのだけど、ちゃんと調べてもう一度。

 

ちなみに1回目はなぜ失敗したのかというと、初めはちゃんと泡が出て成功していたのだけど、いつまでも室温に置いていたせいで発酵しすぎてダメになっちゃったみたい。

今の季節は暑いから3日も置けば十分で、その後は冷蔵庫で保存するのが正解だったのね。

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完熟トマトにはちみつ茶さじ1杯くらい入れて、水をひたひたまで注いで室温に置いておいたら、3日ほどで泡がたくさん出てきました!

ここで冷蔵庫に移せばいいのね。

 

写真を撮るのを忘れたのだけど、冷蔵庫に置いておいたら、上の方にトマトが浮かび、下の方に白いものがたまっていました。この白いものは酵母のカタマリらしいわ。つまりうまくいってるってことよね。

 

ちゃんと発酵させる力があるのか、試しにクランペットを焼いてみることに。

クランペットって、イギリスの発酵させて作るパンケーキのことね。

ハリーポッターを読んで、その存在を知りました。

 

小麦粉に砂糖、塩を適量と、トマト酵母液を大さじ1杯くらい入れて、小麦粉に対し1.5倍程度の牛乳を35度くらいに温めて注いで混ぜ、生地を作って見たところ、さすがにドライイーストのように30分とかでは発酵しないけど、しばらく室温に置いた後、冷蔵庫に入れて翌日焼いてみたら、しっかりふっくらもちもちクランペットに!

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クランペット特有の気泡が少ないけどできてる!

f:id:mechacat:20210821185812j:plainきれいな焼き色。

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クランペットらしい穴がちゃんと空いてる。

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ハムと野菜を挟んで美味しく頂きました。

 

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さて、残りの液種を、いよいよパンを焼くための元種にしてみることにするわ。

先ずはトマトを濾さないといけないのよね。

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こちらがトマトを濾しとった液種。

 

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これが濾したトマトのカス。ちょっと食べてみたら酸っぱさとフルーティーさと酵母らしい香りがあって美味しい。

発酵ってすごいわよね。1週間以上おいても腐るどころかより美味しくなってしまうんだから。

 

これ捨てるのはもったいないわよね。ここにだって酵母ちゃんはたくさんついているわけでしょう?

 

そうだ!またクランペットにしてみよう。

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トマトのカスをそのまま入れて生地を作ってみます。

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トマト味クランペットができる予定。チーズをのせたら美味しそう!

 

ようやく本番の元種作り。

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液種40gに全粒粉40gを入れました。

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スプーンで混ぜて、室温でしばらく発酵。

ちゃんと発酵するか、ドキドキするわ。

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残ったトマト液種には実験的にレーズンと水を同量ずつ足してみました。

トマト+レーズン酵母。さてどうなるかしら。

 

この続きはまた明日報告するわね。